おしらせ

はじめまして。

映画の感想って難しいですよね。

映画を年に100本は見る生活を何年も過ごしていても
人にあの映画どうだった?と聞かれたとき
「感動した」とか「面白かった」の薄っぺらい感想から
脱却できないことにもやもやしていました。

他の人はどうやってんだろ?と映画のレビューを読むと

「それってあなたの感想ですよね?」

って心にひろゆき氏が沸いてきて素直に読めないタチなので
それを自分も晒すわけにはいかないと思うわけです。笑

そもそも何のために映画って観るんでしょう?

1つは「話題についていくため」ですね。
興行収入上位の鬼滅、ジブリ、アバター…はすべてその力が働いていると思っています。
僕ももちろんその動機は小さくないです。
むしろ映画に携わっているが故に「聞かれた時のために観とこう」くらいあります。笑

2つ目は「新しいアンテナを得るため」
といえばかっこいいですが
映画を観たからこそ、初めて訪れた国でも思い入れがあったりするように
映画を観れば観るほど、人生をより楽しめる気づきは得られてると思うのです。


どうせ「あなたの感想ですよね」というブーメランを食らうなら
せめて、話題についていきたくて映画を観たい人が「面白かった」以上の
何かを語れるメディアでありたい。(そして映画館で映画を観る人を伝播的に増やしたい。)
そんな思いからサイト名の「デフラグ」にたどり着きました。


デフラグとは?
デフラグとは、パソコン内部のストレージ(記憶媒体)を最適化する処理のことです。 データの保存・削除を繰り返し行うことで発生するストレージの断片化を解消し、読み書き速度を向上する操作を「デフラグメンテーション」と呼び、その略称が「デフラグ」です。

と、これでもよくわからんと思うのですが、
これ、広告でよく見るゲームのやつ。これが、デフラグです(違)。

要はインプットだけしても整理してないと滅茶苦茶非効率なアウトプットになるよ。
ということなんですが、
映画観た直後にも起きてると思っています。

なんかいい。感動した。おもろかった。

を、時代背景なのか、作家性なのか、脚本なのか、ファッションなのか、スコアなのか…
体系的に分類して蓄積しておく。

んで、レビューとして吐露するときに、色ごとに出していくと
過去観た作品、なんなら映画以外の分野からも知見を引っ張ってこれたりして
ようやく、僕におすすめされた映画観たくなるんだよね。と言ってもらえることが
増えてきた気がするのです。

読者に「面白かった」以上を語れる試験管を提案するメディアであれたらと思います。
1回の鑑賞でも、たくさんアンテナを持って映画を味わえますように…

ABOUT ME
De:flag Cinema 支配人
シネコンで働く、映画レビュワー。 日本人が、1年のうち映画館で映画を観る回数は、約1.5回。 アメリカ人が、約4回であることを考えると 日本だって3か月に1回くらい映画を観るポテンシャルはあると思うのです。 映画館で映画を観たくなる情報を発信していきます!